フィフス・エレメントのゲイリー・オールドマンが好きだ
別に映画感想ブログにするつもりもないのだが、とりあえず2021年1月をゲイリー月間と定めたので、映画観たよっていう記録的なものは書き留めておこうと思う。
まずはフィフス・エレメントを観終えたので、このゲイリーのどこがグッときたか書いてみたいと思う。(もし万が一このブログにたどり着いてしまった方で、フィフス・エレメントに対する映画評などを期待している方は読むのを止めてくれて構わない。そんなことは書かずにただゲイリーの○○が好きだった、とだけ書いていくつもりな為)
それほど多くない出演時間にも関わらず一度目にすると焼き付いて離れない衣装を着こなすゲイリー
この映画が封切られたのは1997年。衣装を担当したのはゴルチエ。
(ヘアスタイルはどなたなんでしょう。)
ゲイリーは自身初監督作品の制作直後ということもありけっこうな疲労がたまった状態でこの衣装を見たそうで、かなり驚いたらしい。
でもこのコートを翻してZORG社自慢の最新兵器をぶっ放す様は本当にしびれる。
ちらちら見える裏地の深くくすんだ赤色が見えるのがよい。
色味がゲイリーに似合っていると思うのは私だけだろうか。
確かにヘアスタイル含めゲイリーのいでたちは一度見ると印象に残りやすいが、それを更に印象深くしてしまっているのは、この衣装を着こなしてしまっているゲイリー本人に思えてならない。
お似合いです。
間と表情が絶妙で結果的に「かわいい」と思わせるゲイリー
大体ゲイリーの出演シーンはときめいてはいるのだが特に「ふふっ」となってしまった場面がいくつかある。
・ゾーグ社の最新兵器の説明をマンガロワ人に説明している中で、その威力をみせつけ
た後にアクノットの方を振り返ってウィンクするゲイリー
・最新兵器の赤いボタンの説明をわざと省き、好奇心を抑えられず押してしまうマンガロワ人。結果大爆発を起こすのだが、その爆炎をバックにたばこを吸うゲイリー
・命令通りケースを奪ってきたマンガロワ人から、ケースを受け取ったが肝心の中身が入っていないことを知り「入ってないよ?」と怒りに震えながらケースを閉じるゲイリー
・マンガロワ人をもう当てにできないと思い、自ら石が入っているであろうケースを奪ったは良いが、やっぱり中身が入ってなかったと知った時の泣き笑いゲイリー
コントである。ケースが空っぽという事実で2度笑いを取れるゲイリー。私的にはケースを閉じる間が絶妙なためこんなにコミカルに思えるのではないかと思っている。
ちなみにゾーグ社の悪の親玉であり、劇中で一度ゲイリーに電話してきたミスター・シャドウはジャンレノが声のみ出演しているそうだ。
いや、レオンとの作風の差よ!
老若男女問わず楽しめる作品だと思うし、今見ても映像が美しいので、これからもずっと観続けられてほしい作品の一つだ。
1月をゲイリー月間と定めたので
サブスクという力を手に入れた私はもう時間の許す限り動画を見ればよいのだが、いかんせん24時間をつぎ込むわけにもいかない。
そこで私は月に5本は映画を観ようと決めた。
さらにテーマを決めて○○月間とし、2021年に計60本の映画を観ようと決心したのだ。
普段から映画が好きでよくご覧になる方はこの数字をどう思うのだろうか。
私からすると、正直年に60本映画を観るということは今のところ不可能にしか思えない数字だ。
映画館に行くことも、年に3回も行けばよい方で(別に非常に映画館から遠い場所に住んでいる訳でもなく)
テレビでたまたまやっていた映画を録画しても、新しいものを見るのが億劫に感じられるのか、未視聴のものがあるうちに、テレビでジブリ映画が放送されてしまえばそちらを優先して観てしまい、貴重な映画を観るための二時間をもう何度もみた千と千尋の神隠しに充ててしまうのだ。
だから一向に私の「観たことある映画リスト」は充実しない。
そんな私が60本…もう心が折れそうだ。
でもサブスクだから、気が合わない映画なら途中で停止できるし、途中でトイレに行くこともおやつやコーヒーをとりにいくことも可能だ。もちろんその間話が進んでしまい訳が分からなくなってしまうことはない。
だから、気楽に行こう自分!
そんな最初の月はゲイリー月間と定めたので以下の五本を観ようと決めた。
・ドラキュラ
・ウィンストン・チャーチル~ヒトラーから世界を救った男~
・MANK/マンク(2020)
正直に言おう。上から3つは観たことはある。いずれも少なくとも3回は観ている。
でも最後に観てからだいぶ時間もたつし、改めて私が好きなゲイリーを再確認するつもりで観てみたい。
ブログを書くことに挑戦
はてなブログでブログを書いてみることにした。
今までも何回か挑戦したことはあったのだが、その度に気恥ずかしさや、書く意味があるのかなどグダグダ考え、ブログを書くこと自体に嫌気が差し、全消しするということを繰り返した。
ただの日記にしようか
いや、読書記録をつけてみようか
大好きなバンドをもっと聴いてもらうためのブログにしようか
正直、文章を書くことに少しだけ自信はあった。
小学生の頃は作文が得意で、いつも書き終わるのはクラスで1番早かったし、それによくある読書感想文コンクールでも賞をいただいたことはある。
社会にでてからも、短期間ではあるが音楽ライターのまがい事をしてみたこともあった。ビュー数が更新されるのが楽しみだった。
でもいざ「ブログ」というツールに何かを書き込もうとしたとき
書き続けることができなかった。
別に誰が見る訳でもないし、誰かに褒めてほしい訳でもない。
なのに、架空の誰かと比べて
こんなの誰も読まないよな
だの
誰かを嫌な思いにさせてしまっていたらどうしよう
だの
到底素の自分と似ても似つかないテンションで書いて自己嫌悪になる
だの
自分が生み出す不安でいらいらし、結局消してしまうのだ。
本来は自分をポジティブな方だと思っているので、もう自分がネガティブな状態になることさえ嫌になる。なんの苦行だ。
だが2020年から考えていたことがあって
やりたい、やってみたいことがあって
それは現代だとネットの力も必要で、あったほうがより良くなるはずで
そうなると本当にやりたいことのために得意になっておいた方が良いよなぁ
と思ったことの一つがブログだった。
一つのテーマに沿って文章を紡ぐ。
読んでくれる人のことを想像しながら継続する。
今の私にとっては岩場だらけの切り立った崖をよじ登っていくより難しく思えること。
でも、やってみたいことが出来た時に、それは難しいことだけど挑戦してみたいことになった。
熱心な信者ではないけれども、大好きな空海さんの言葉に
「発心して遠渉(おんしょう)せんには、足にあらわざれば能わず」
(自身の内なる声のために遠い道のりを往くには、自分の足で歩いていく以外に方法はないよ)
とある。
焦って結果を早く早くと求めず
一歩一歩前へ
とりあえずこのブログでは「継続すること」をめざして、ざっくばらんに書いてみたいと思う。そしてそれが習慣化した際にはもっと人に読んでもらえるような文章が書けるようになっていきたい。
1月をゲイリー月間と定める
私はイギリス人俳優のゲイリー・オールドマンが好きだ。
彼の出演作で、おそらく最初に観たのは「レオン」だと思う。
その時私はまだ10代前半で、ちょっとワルいものに憧れ始める世代だった。
たまたまテレビで放送されたものを見たはずで、全くの前知識なしに観た。
(友人がジャンレノにハマったきっかけの映画だ、位の情報はあったが)
あまり熱心に映画や役者にハマる方でもなかったので、暇つぶしに観たのだと思う。
そこに彼が現れた。
初めて海外の方のお顔にときめいた。
初めて演技から「不気味」さを感じた気がした。
役柄も不穏だったので、何かワルいものに隙あらばドキドキしようとしていた私は
簡単にゲイリーにハマった。
レオンきっかけでジャンレノにハマった友人に即効「いやゲイリーでしょ」と無神経にも感情を訂正して差し上げようとまでしてしまった。ごめんなさい。
そこから私はたくさんのゲイリー出演作を観・・・た訳ではなかった。
当時映画を観るには映画館に行くか近所のレンタルビデオ屋を利用するしかなく、
しかも私のお小遣いは微々たるもので、もし貯まったとしてもそれは今も大好きなLUNA SEAのCDや掲載雑誌に使ってしまい、ゲイリーをよく知るために使える力は金銭的にも時間的にも残されていなかった。
なのでゲイリーを観るには、テレビで放送されるのを待つしかなかった。
そんな切ない10代を過ごし、社会に揉まれ、いつの間にかゲイリーを好きな気持ちも、消えたわけではないがだいぶ穏やかなものになってきた今日この頃。
オトナになった私は「サブスク」を利用する力を得た。
コロナ禍にあり、自粛が求められた結果私は少し余裕ある時間を手にする。
正直社会に出てから今ほど自由になったのは初めてで、少し戸惑っている。
何をしよう…
そんな折にニュースによりサブスクサービスが絶好調だと知る。
サブスク取り扱い会社が軒並み増益したらしく、やはり時間が出来たらとりあえずエンタメを楽しみたい人は多かったのだ。
そして私もその一人、時間ができたことが分かった私は「映画観たい…」
とつぶやいていたのだ。
登録してみると、その視聴可能な映画の作品数に驚く。
その作品名を眺めているだけで、あらすじを読むだけで日が暮れることもあった。
そんな中に見つけたのが
ゲイリーだ!!!
フィフス・エレメントはレオンの次にみたゲイリー出演作で、悪役は悪役だけれども衣装の奇抜さや、節々に表れるコミカルな間が大好きだったのを覚えている。
そこからゲイリー縛りで検索するとこれもたくさんあるではないか。
私はサブスクというアイテムを利用して今度こそちゃんとゲイリーにハマってみようと思い、2021年1月をゲイリー月間と勝手に定めたのであった。